情けは人の為ならず。

おはようございます。

 

今日は先日、ご紹介した楠木建さん(@kenkusunoki)の監訳された本のご紹介です。

GIVE & TAKE 

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

 

 尊敬する方の一人、勝間和代さん(@kazuyo_k)もおっしゃっていますが、とにかく自分の事は棚に置いてギブしてしまくるのが結果的に自分に返ってきますよと言っております。

それでもなかなか出来なくて、時に利己的になってしまいますよね。自分自身もそうですが、ギブが自然体に出来るようにと思いを込めて、読み返しております。

 

楠木さんもおっしゃっておりますが、具体例も豊富で、とにかく読みやすいのが本書のポイント。そして言いたい事も実にシンプル。正に「情けは人の為ならず」。

念のため、辞書を引いてみます。

情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)

人に情けをかけるのは、その人のためになるばかりでなく、やがてはめぐりめぐって自分に返ってくる。人には親切にせよという教え。

故事ことわざ辞典

たまに情けをかけるとその人のためにならないよ。という意味で使われる方がいらっしゃいますが、世間的には間違っていますので、ご注意を。

 

さて、本題に戻りますが、実はギブをすることは非常に簡単ですが、難しかったりします。これは自分にも言えることですが、どうしても近視眼的で短絡的、そしてすぐに結果を求めてしまうからです。

これはせっかちという性格だけではなく、自分を取り巻く環境を自分でどうにか出来てない。本当の意味で独立していないからです。

こうして心ではわかっていても、頭が、体がついていっていない状態を抜け出したい。その一助になればと思い、再読しているわけです。

そして、自己啓発書、ビジネス書を読みまくっているのも、一つには読後感に安心感を得ることが出来る事。もう一つは下手な鉄砲なんとやらで、自分に合う、実践しやすい方法に出会えると思っているからです。

まだ読んでいる途中なのに、この本を紹介したのは、誰もが簡単にギブ出来るようになるには、心の余裕、体の余裕、時間の余裕など、おおらかなで寛容な気持ちになるのが近道だと感じたからです。

どうしたって、焦ってしまったり、思わぬアクシデントで急いでいる時に人は余裕がなくなるものです。開き直っていいという事ではありませんが、お互いに余裕があれば、協力して何とかなるもの。そういった世の中が一つの理想だと思うのです。

まずは自分から、寛容な気持ちを忘れないようにしたいものです。自戒を込めて。

 

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

 

 

原文で読みたい方はこちら。

 

Give and Take: Why Helping Others Drives Our Success

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