より良き自分世界への航海。
こんにちはー。
今日は久々に本の感想を書きたいと思います。
読んだのは「35歳の教科書」藤原和博さんです。
この本を手に取った理由は、目が合ったからです。
色々悩み始めて再開したブログですから、呼ばれたとも言うかもしれませんね。
著者は藤原和博さん。
略歴引用
元リクルートのトップセールスから中学・高校の民間校長に転じて教育界の「正解主義・前例主義・事勿れ主義」を改めるべく、現在よのなか科の普及と学校を開かれたものにする運動推進中。
藤原和博/教育改革実践家/元リクルート社フェロー/元杉並区立和田中学校校長/前奈良市立一条高校校長 (@kazu_fujihara) | Twitter
YouTubeでも見たことがあるのですが、自身の挨拶代わりにさだまさしと似ていると主張しまくって、ご本人とついに会えちゃったなんて話も有名ではないでしょうか?
さて、本を要約してみるとこんな感じでしょうか。
「人生100年時代、年齢も30歳を過ぎると仕事もプライベートも落ち着いてくる頃です。
これから益々活躍して行くためにどうしたらいいか?
あれれ?私のまわりになかなか参考になりそうな方がいない。。。💦
じゃあ、手前味噌ですが、私の経験も加味しながらこんな風にしてみるのはいかがでしょうか?」
タイトルは35歳の〜とありますが、これは35歳に限らず、社会人ならば何歳でも関係なく参考になると思います。
なかでも気になった部分はこちら。
- はじめに
- 自分自身のリストラをせよ
- ダダダの無限サイクル
はじめに
ここが一番刺さりました。
校長時代、時給4000円だったそうです。学校から自宅までは車で15分。タクシーで大体1000円ですから、いつくるかわからないバスを薄暗いバス停で待つよりは、さっさと帰って自分時間を充実させた方がお金も時間も有効活用出来るのです。
※ちなみに医者や弁護士など一流の専門家は時給30000〜80000円だそうです。
つまり、面白くない時間を自分自身の勉強や地域の行事に参加する事でそれぞれを極めたら、専門家として大きく稼げるかもしれない。
自分自身のリストラをせよ
- テレビ、新聞のリストラ
ヨーロッパではリビングにテレビがあるのは会話を楽しめる教養がない証拠。
だそうです。テレビコンテンツを否定するつもりはありませんが、最近の番組はあまり面白いとは言いにくいので、これにはどちらかと言えば賛成です。
- 仕事内容のリストラ
ここでは、「なんでも顔を出す「いい子症候群」に陥っていませんか?」と言っています。嫌な仕事や、サービス残業のような付き合いは断っても問題ないと言っています。
これは劇薬だなと思います。確かに、その通りなのです。そして、断ったからといって仕事を反故にされたり、悪い評価が付けられてしまうというのも問題だと思います。
そして、断れない人はきっと自分の不満や意見を言い出すのが苦手な方ではないでしょうか?
だったら素直に従っておいた方が気楽じゃね?と言う事ですね。
ただし、こうも言っています。
何かをやめなければ、新しいことは入ってこないのです。
そうなんです。何事もトレードオフ。🅰️という事をやる時間が欲しかったら会社の飲み会を断らなければいけない。付き合いゴルフを断らなければいけない。
そのためには…
- 嫌われたくないという気持ちを捨てる
- 実際に断ってみる
- 自分が今までやってきたことを10分の1にしてみる
全部断れと言っている訳ではなく、何か面白いことを出来る時間を確保するためにはその分、1回だけでも断ってみませんか?という事です。つまり、プライベートくらい自分の楽しみを優先しても良いのでは?という提案ではないでしょうか?
だって最終的には自分が決める事、好きなようにしてください。でしかないのですから。
ダダダの無限サイクル
要するに思いついたらやってみて、すぐ修正して再開、修正して再開。ダメならまた考える。
ということです。私もブログ以外にやってみたいことがたくさんあり、どれだけ上手く出来るか、満足できるかはわからないですけど、とにかく行動あるのみ。
本当にダメだったら元に帰って来ればいいので、気楽に始めてみようと勇気づけられました。
いかがでしたか?
本書では仕事に邁進することは良いことですが、面白いことや興味が湧いてきたことにも挑戦して良いんだよと言っています。そしてその時きっと迷うこともあるだろうから、そのヒントになったら幸いですというメッセージでした。
私自身、転職を考えていた時にこの本をいただいたのですが、その方に「未経験の仕事をする為にはこういうステップの踏み方もあります。それをやってみて出来そうだと思ったらまた声を掛けてみてください。」
考え方ややり方は無限にあります。まだそのやり方やヒントを知らないだけなのです。
読書は先人たちの知恵を借りる良いツールです。また読書の楽しみが増えた気がします。皆さんにも読書を通じて良い出会いや経験が訪れますように。
それではー。