マージナルゲイン 1%の改善

お疲れさまでーす。

 

先日のエントリーの中で紹介した、「失敗の科学」で学んだことに「マージナルゲイン」という考え方があります。これはタイトルの通り、どんな些細なことでもパフォーマンスを発揮できる可能性があれば改善していく概念で、本の中では新興ロードレースチームがわずか設立2年でツール・ド・フランスという世界最高峰の大会で優勝した要因はこのマージナルゲインであると紹介されています。

 

以前にも実は似たような考え方を紹介したことがありましたね。

life-on-earth.hatenablog.com

ここでは0.2%ですが、要するに何でもいいから改善してみよう。だめだったら戻せばいいし、良かったらさらに続けていこうということです。

 

さて、これを意識して生活していたかといえば決してそんなことはなかったのですが、改めて似た概念に遭遇した時に「あ、これあの時のやつだ…。」となるわけです。

ここでもう一回やってみようかなと、どうせダメだったしなとトライしない人がいた場合の差は何でしょうか?

自分の体験に照らし合わせてみれば、それは「成功体験」が一つトリガーになるような気がしています。

 

例えば、筋トレやダイエットをしていた時に0.2%ずつでも改善できていた人は例え挫折の経験があったとしても、楽しめた瞬間があればそれを思い出して再開する可能性が高いと考えます。

試験勉強も同じかもしれません。工夫して高得点が取れたなら、楽しい思い出が先行して次も頑張るかもしれないのです。

 

ということは、自分の中のことは特に誰と競争しているわけではないのですから何回も挫折して再開するという方法で改善していったらいいのではないでしょうか?

どうしてもゼロか100かで物事を測ってしまう世の中をで育ったマインドセットを変えるにはこういう工夫も大事ですね。

そして、改善途中は誰にも言わなくていいと思います。よくあるノイズを取り除くためには達成するまで秘密を守りましょう。w

(よくあるノイズ)

資格取りたい→どうせ勉強時間なんか取れっこない。

ダイエット→スイーツやめられないでしょ?

起業したい→失敗するんだからやめとけ

 

こういうのはインスタや各種SNSのキラキラ投稿を鵜呑みにしすぎです。その人にとってのキラキラ投稿までの努力は楽しくて、自分にとって苦手な分野だったのかもしれないのです。

自分にも言い聞かせるようなのですが、始めから成功できる人間なんて万に一なのですから、もっと肩の力を抜いて時間をかけて取り組みたいなと思いました。

 

それではー。

 

<今日の本棚>

 

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